ひとりよがり

「まあいいか」と「じゃあいいや」を繰り返す日々のキロク

吐露

もう、生活のすべてが嫌になってしまった。

 

早朝、眠りが浅くなった子は何度もふえ~んと声を上げる。その度にわたしは起きて体勢を整えてあげたり、背中をとんとん、とたたいて再度眠りにつけるように促す。そうやって寝ているのか起きているのかわからなような状態から今日も私の一日は始まった。

子が完全に目を覚ましたのは朝6時頃。今日の札幌はとても冷え込んでいて、なかなか布団から出られなかったけど、そうすると退屈な子はどんどんと機嫌が悪くなりしまいには大泣きする。うるさくてたまらなくなって、一緒にリビングへ行く。

リビングには昨日片づけることができなかったおもちゃや、子が好き放題にちらかした紙類に紛れて、夫が転がっていびきを立てて寝ていた。子が生まれる以前から住んでいる1LDKの我が家は、気持ち程度の間仕切りで仕切られたリビングと寝室しかなく、子が生まれてから夫はリビングに布団を敷いて寝ている。ベッドで3人で寝ることもできるのだけど、夜泣きで眠りを妨げられるのが嫌な夫は頑なに一人で寝ているのだ。

ストーブを付けて、子のおむつを替えて、お茶でも飲ませてあげなきゃとキッチンを見渡すと昨日の洗い物が残ったままのシンク。ミートソースがべっとりとついた鍋と皿、片隅に寄せられた生ごみを見てげんなりしてしまう。食器洗いがされていない、ということは、と思い浴室のドアを開けるとやっぱり残り湯が張ったままであった。どうやら夫は昨日、自分の分担された家事を何一つやらずに寝たようだった。

ああまたか。そう思っているうちに今度は子が空腹で泣き出した。急いで冷凍してあったごはんと、作り置きの離乳食をレンジにかける。散らかったままのキッチンで、足元にへばりついて泣くムスコをなだめながら、大急ぎでおにぎりを握る。あまりにもぐずるので、とりあえず食事用イスに座らせ、出来上がったおにぎりを1個づつ皿において、先に食べてもらう。こうしているうちに夫が起きてきて食器洗いを始めた。さらに狭くなるキッチン。げんなりしつつも、おにぎりと、残りのおかずを用意して食卓へ行くと、子が口からおにぎりをべぇと出して、それを手でこねて遊んでいた。最近、好き嫌いが出てきて食べたい気分じゃないものはこうやって口から出すのだった。あんたがお腹減ったってぐずるから、大急ぎで用意したのに・・・と、やるせない気持ちで食卓について、おかずを食べさせようとすると、今度は顔を背けて拒否。なんにも食べないじゃん、とつい文句が口からこぼれてしまう。言ったって意味なんてないのに。結局チーズと野菜ジュースしか口にしてくれなくて、困り果てる。そうしているうちに洗い物を終えた夫が「(食べさせるの)代わろうか?」と声をかけてくる。代わろうか、じゃあないんですけど。そもそも朝ごはんを食べさせる担当は夫。私はその間に、大人の朝ごはんと、自分のお弁当、夜ごはんの仕込み、登園準備、自分の身だしなみを整なきゃいけないのに。あなたが昨日さぼった食器洗いを今やってるからすべてが一手遅れてるんだけど、という言葉を飲み込んで「全然食べないけどよろしく」と交代した。

自分の身支度をして、台所仕事を大急ぎで終わらせた頃にムスコも食事を終えたようだった。自分の食事を終え、優雅に朝シャンをし、出社していく夫。朝の分の食器を片付け、子供の着替えをし、おもちゃを片づけ、ルンバの導線を確保して、火の元戸締りその他もろもろのチェックをして、保育園へ連れて行った。ベビーカー拒否のムスコはまもなく10キロを超えようとしていて、抱っこして登園するのも一苦労だ。

保育園に着いてお見送りのする時には、大好きな先生にべったりのムスコは手を振る私を一瞥して、上機嫌でお部屋に入っていった。朝、身動きが取れないほどのママべったりはなんだったんだろうと思う。

電車に乗って通勤する。駅について出社する前に、残高不足で引き落としができなかった保育園の利用料を振込に銀行へ走る。振込を終えて、駅に置いてある自転車に向かうほんの5分間のあいだに心が折れてしまった。ああなんだか疲れたな、しんどいな、休みたいなと思った。度々子の発熱や予防接種で有休を消化しているし、これからもたくさん休むだろうからこんなことじゃ休めないなと思って自転車に乗った。

午後から雪が降るらしい。11月中旬、向い風があまりにも寒くて涙が出た。

 

なんだかなぁ。わたしの人生、なんだかなぁ、である。

 

1日のほとんどの時間を保育園に預けているから、子供としっかり向き合えている実感がなくて。きっと子供が大きくなった時、あの時、もっと一緒に過ごせたらな、と絶対に後悔するんだろうなと今からもうわかっている。子供だって、はやく食べてと食事をせかしてバタバタと家事をしながら「ちょっと待っててね」ばかり言う母親のことよりも、ニコニコ一緒にあそんでくれる保育園の先生の方が好きだろう。

仕事は時短勤務の上休みがちなものだから戦力としてカウントもされず。そもそも営アシなんて仕事、雑務雑務&雑務の応酬で、営業とユーザーの顔色をうかがってばっかりで生産性もやりがいもない。人間関係は卒なくこなしているつもりだけど、業務以外でかかわりがあるような仲の人はいない。

時短勤務でもらう給料はほぼ保育料として消えていき、家計の足しにもなず、なんなら残高不足でその保育料すら引き落としできないほど家計はかつかつで。それでもこの仕事を手放せないのは、いい年して資格も実力もない自分が再就職する難しさをわかっているから。微々たる金額だけど、このお金がないと家計がもっと真っ赤っかになるから。

家事だって、食事は良くて作り置き、あとはレトルト頼みであったかくておいしいごはんを用意することもできない。冷凍されたごはんばっかり、そりゃ子供だってべぇしたくなるよね。部屋は散らかり放題、掃除機はルンバがやってくれるけど、最後にトイレ掃除したのはいつだっけ?シーツを洗ったのはいつだっけ?家の中にいるとあれもやらなきゃ、これもやらなきゃばかり頭に浮かぶ。

自分のものじゃない賃貸の家に毎月家賃を払って、子供の泣き声や騒ぐ声に苦情がこないかびくびく生活して。完全に3人で住むにはキャパオーバーの部屋で、今日も収納からあぶれたものや無理やり押し込んだ家具に体のあちこちををぶつけなら家事をして。

色々なことが積み重なっても発散する時間もお金もなくて。私より多少自由に生活している夫がうらやましくて優しくできなくなって。やってくれることもたくさんあるのはわかっているけど、やってくれないことにばかり目がいって、不満が募って優しくできなくて。自己嫌悪に陥るけど、夫だって私に優しくしてくれない。一生を誓った相手のことをどんどん嫌いになっていく日常が怖い。好きじゃなくなっていく人と生活する毎日がしんどい。

 

明日もまた同じ繰り返しが待ってるんでしょ、明後日もしあさっても。なんだかなぁと思いながら爆速で流れていく月日、もう疲れたっぴ。

通信外で生活した半月のこと

半月、速度制限がかかったスマホと生活した。

 

9ギガ/月しか契約していないのでちょっとしたことですぐに速度制限がかかってしまうのだけど、それにしても今月は早かった。17日にはTwitterもまともに開けなくなっていた。

 

普段、いろんなアプリの「待てば無料」漫画を読みながら通勤しているのだけど、ぐるぐると読み込みが進まなくてままならず。
それならば、と、ずっと買おうか悩んでいた本を買って読むことにした。「愛のエネルギー家事」という本なのだけど、装丁がとてもかわいくて本屋さんで見かけた時からずっと気になっていた。収納する場所が限られているので、紙の本を買うのを控えていたのだけど、読んでみるとこの本は紙でもっておきたい本だなと思った。いわゆる家事のHOWTO本、というわけじゃなくて、家事を通して愛のエネルギーを大切な人たちに伝えられる、ということを教えてくれる本だった。読んでいるだけでなんだか励まされる気持ちになったり、パワーがもらえるようで、何回も繰り返し、手に取ってページを捲りたくなる本だった。詳しい感想はまた機会があれば書こうと思う。
揺れる電車の中で本を読むなんてえらく久しぶりだったけど、するする活字が入ってく感覚が懐かしくてなんだかとてもよかった。

 

会社の休憩時間は社員とおしゃべりしながらSNSを見たり、メルカリをチェックしたり、楽天市場を徘徊したりするのだけど、オフラインでできること、と考えてカメラロールの画像や動画を整理した。ムスコが生まれてからというもの、ものすごい勢いで増える写真や動画によってストレージがパンパンなのである。連射の写真を選別して消そうかなと思ったけど、半目になってる顔も、勢いよく動き回ってブレまくっている姿もかわいくて全然消せなかった。なので主にスクリーンショットを消した。ものすごい枚数のホーム画面のスクショがあったり、ネットショッピングをしたときのお買い上げ番号的な画面だったり、SNSでコレよさそうと思った化粧品などのスクショだったり、ほとんど記憶にない画像がごった煮状態になっていたのが少しすっきりとした。

 

音楽も、ストリーミングだと途切れ途切れになってしまうので、もともと自分で音源を集めてiTunesに取り込んでいたものしか聞けなかったのだけど、ランダムで聞いていると昔ライブで聞いたな~とか失恋した時に延々聞いてた曲がかかったりして、忘れていたことを思い出して、それがすごくよかった。何年も聞いてなかったけどやっぱいいジャン。となって、もともと自分が好きだったものをもっと大事にしていきたいなと思ったりした。

 

そしてようやくきのう制限が解除されたんだけど、私は今日も通勤電車の中で本を読んでいるし、昔足繁くライブに通ったバンドの曲を聴いている。不便な思いをした半月だったけど、通信の外側にある生活も悪くもなかったなと思うのだった。

 

 

74センチから見える世界

1歳児との生活というのは、色々な発見があっておもしろい。

 

1歳を過ぎた頃から指差しができるようになったムスコは、気になるものがあれば指
差しして「ん!ん!」と一生懸命教えてくれる。
いろんなものをごちゃっと入れている小物入れからぴょこんと顔を出すボールペンの先だったり、テレビ台の下に潜り込んだシリアルの欠片だったり、カラーボックスの側面に貼られた小さいシールだったり。

「あれなに?」とか「あれみて!」の時は「ん!」と言って、「あれ取って!」のときは「あ!あ!あ!(えとあの中間位の独特な発音)と、激しくアピールしてくる。危ないものだったり触らせたくないものだったりすると、「これはあげられないのよ~」と言って要求を無視するのだけど、そしたら「あ!あ!あ!うわあぁぁぁん!」と大泣きするのだった。このやりとりが最近の日常。あまりにも頻繁にやられるのでもういっそのことムスコの視界に入るものすべて納戸にしまってしまおうかしら、と乱暴なことを思ったりもするのだけど、いつか思春期になった時には好きなものも気になっていることも親にはなにひとつ教えてくれなくなるんだろうし・・・とずいぶん先のことを寂しく思いながら今日も同じやり取りを繰り返す。

 

外に出ているときも、最近は抱っこ紐よりもヒップシートで前向きに抱っこして移動することが多いのだけど、いろんなものを発見しては教えてくれる。赤いバス、黄色いタクシー、青いゴミ収集車。あとはポストと、美容室のくるくる、公衆電話。公衆電話なんて、一人で歩いるときには気にも留めていなかったから、あれこんなところにあったんだ、と有事の際には役立つ情報としてムスコに教えてもらった気分だ。あとは町内や商店街の地図。じっと眺めては気になる文字を指で触ってみたりしている。私も一緒になって眺めているのだけど、少し古い情報のようで、知らないお店の名前がたくさんあったりする。


植物にも興味しんしん。少し前は気になるけどすこし怖いのか触ることができなくて、目の前に立って首を横にフルフルしていたのだけど、最近は指先でチョン、と触るようになった。
お散歩している犬も大好き。一生懸命駆け足で追いかけるのだけど、犬のほうが早くていつも追いつけなくて泣いてしまう。最近、降園時間によく会う柴犬とその飼い主さんは、ムスコが寄っていくと待っていてくれて、触らせてくれる。小さい手が犬のふわふわした背中に埋もれている様子はなんともたまらない。

 

ムスコは興味の赴くまま、いろいろなところにずんずん歩いていって、何かを発見すると立ち止まる。毎日毎日。わたしも一緒になって歩いたり、立ち止まったりしているうちに、街路に植えられた花の種類や、松の木に松ぼっくりが実る過程とか、美容室の定休日とか、おとなしい柴犬や優しい飼い主さんとか、そんな、今まで生活の中で見過ごしてきたあれこれを発見しているのだ。まるでわたしも1歳から人生をやり直しているみたいで、それはとても贅沢なことだなと思う。

 

 

そのモフモフで抱きしめてください

今週のお題「わたしは○○ナー」

 

あんまり自覚はないんだけど、ケモナーなんだと思う。

 

昔から動物みのあるキャラが何かしらの人間性を持っているのが好きだった。

思い起こせるなかで一番最初に異性として好きになってしまったのはおいでよ動物の森に出てくるオオカミのロボだったと思う。

中学校の夏休みをロボと仲良くなることに費やしてしまった記憶がある。そっけない態度のロボが徐々にくだけた会話をしてくれるのがとても嬉しかったのだ。

 

あとはルカリオポケモンGOに実装された時、手に入れる条件がめちゃくちゃハードで(たしか10キロ歩かなきゃ孵化しない卵から低確率でリオルが生まれて、さらに相棒にして飴を集めて進化させる)(10キロ卵がそもそも手に入りにくいから歩き回って探さなきゃいけなかった)、手に入れた時には飛び上がるほどうれしくて、ことあるごとにARで3次元に召喚しては愛でていた。

 

近年だとメイドインアビスのナナチ。性癖に刺さるというのはまさにこのことか・・・と思うほどキャラデザも生い立ちも話し方も声も大好き。性別が明言されていないというのもいい。性別ナナチ。これがいい。おいしいものたくさん食べさせてあげたい。

BEASTARSも大好き。もちろんレゴシが大好き。サグワンさんも好き。

ODDTAXIも好き。小戸川さんと白川さんの距離が近づいたり離れたりまた近づいたりするのをやきもきした気持ちで見守っていきたい。最終回を超えても。そういえば白川さんのことが自分の好きな動物であるアルパカに見えていたのって、小戸川さんの一目惚れだったからなのでは?という考察を読んであらあら…と悶絶してしまった。

 

ケモとは少し違うかもしれないけど、着ぐるみ(と言ってよいのか)も好きで。

なにがきっかけだったかも忘れたけど、ドアラにドはまりしてた時期があって、いつも動画を見ていた。フィギュアももってる。ちなみに野球はぜんぜんわからない。7回終了時のバク転が好きだったのだけど、今調べてみたら引退していたのね・・・

あとサンリオピューロランドにいるマイスイートピアノちゃんが大好き。大きなエビフライみたいなフォルムなのに動きが赤ちゃんそのもので庇護欲が搔き立てられる。

 

取り留めもなくなってしまったけどそんな感じ。

初めてお題で文章を起こしてみたけどなかなか楽しい。

また参加してみよう。

 

 

ハイブラはいらない、プチプラは選ばない

表題、30年近く生きてきてようやく定まってきた服飾品を買うときのモットーです

 

・ハイブラはいらない

何かの記念(例えば目前に控えたミソジの記念とか)に、ハイブラのバッグや財布でも買おうかしら、と思い立つのだけど、せっかく高いお金を出して買うのだから、と入念に検討しすぎて買えなくなってしまう。デザインや使い勝手はもちろん調べるのだけど、このブランドのものを持つことはどのようなアイデンティティになり得るのか、ということまで考えだして、ブランドのコンセプトだったり、どのような層に好まれているのか、とか、そんなことを調べていくうちに、徐々にわくわくした気持ちが薄れて、面倒くさくなって結局買わないまま終えるのだ。今回もミニ財布が欲しいな、と思っていろいろ調べてみたけど結局ピンと来なくて、ああ、きっと私には必要がないんだろうな、という結論に至ったのだった。たぶん、買ったら買ったで一生大事にするわ、という気持ちで使えるんだけど、わたしにとって一生大事にしたいもの=ハイブランドではないということだなと思う。ていうか、こんなごちゃごちゃ色々頭で考えなきゃ手が出ないものなんて、単純に身の丈に合っていないんだろう。

実は30歳になったら記念に一生もののバッグを買おうと思っていて、25歳の時から月5000円、30歳になるころに30万貯まるように貯金していたのだけど、ハイブランドじゃなくたっていいからわくわくしながらお気に入りの1点を見つけられたらなと思う。

 

・プチプラは選ばない

流行のSHEINで買い物をすることにはまった時期(今年の春夏服)があったのだけど、普段だったら買うのを躊躇しそうなデザインの服や、SNSで骨スト大優勝!と書かれたどこの誰かもわからない人の言葉を鵜呑みにしてよく考えもせずカートにぽいぽいして、買えば買うだけ安くなるクーポンの魔力に取り付かれて、いったい何をどれくらい買ったかわからなくなるほど購入していた。買い物している最中から届くまでは本当に楽しみで、暇さえあれば配達状況を確認してわくわくしていたのだけど、いざ届いてみると、これを私はいつ着るつもりなんだろう・・・というような若いデザイン(4枚中3枚が腹が出る丈のトップス)だったり、生地がペランペランだったり、単純に似合わなかったりして、ごめんなさいと思いながらほとんど処分してしまった。アクセサリーや帽子などの小物はなかなか素敵なものが届いたのだけど、そもそも何個もいらないよな、などど冷静になってから思う。別にミニマリストというわけではないのだけど、過不足なく生きていくことをモットーにしてい身としては、このような買い物の仕方は反省するべきだなと思った。買って自分の家に迎え入れたものは大切にしたいし、大切にできると思えるものを迎えたい。もちろんSHEINで買ったもののなかにヘビロテして着ている服だってあるのだけど、なんなら今日着ているカーディガンもSHEINで買ったものだけど、そういうものは値段を見る前にこれかわいいなと思ってカートに入れたものだったりする。なんならプチプラにしては高くないかとちょっと迷ったくらいだ。安いということはとても魅力的なのだけど、それを差し引きしても魅力を感じるものかどうか見極めたいなと思う。

 

毎日のこと(6月2週)

気ままに綴った毎日のこと

6月2週

 

6/6

昨日、息子が早起きすぎて(4時台)困っている、というような旨をインスタグラムのストーリーに投稿したところ、大学の同級生で同じくらいの子を育てている子からDMがあり、明るくなる時間が早くなっているから遮光対策してみては、とアドバイスをもらった。藁にも縋るような気持ちで色が濃い目のタオルケットで寝室の窓(大)を覆い、輪ゴムと養生テープで突貫工事をした。窓(小)はフロアに敷いているジョイントマットでふさいだ。祈るような気持ちで就寝したのだけど、なんと6時半までぶっ通しで寝てくれたのだ。(途中夜泣きは何度かあったけど、寝ながらあやしておさまる程度)。本当にうれしくてすぐにDMを送った。在学中は特に交流があったわけではないのだけどこうやって共通の話題ができてやり取りができるようになったのもうれしい。

保育園に送り届けるとき、泣かないかわりにすごくきょとんとした顔でじっと見つめられるから思わず抱きしめたくなるけど、ぐっとこらえて出勤する。なんだろう、やっぱり気持ちがぐらぐらするな。保育園に預けて働くことはおおむねプラスに捉えられているんだけど、こういう時にもっと一緒にいたいな~なんて思ったりする。

 

6/7

息子がはやめに就寝したので、リングフィットアドベンチャーをした。性格からデブなので、選ぶフィットスキルが主にスワイショウ

 

6/8

夫が在宅勤務の日だった。朝からテーブルの上にPCやら書類やらを並べていたら、息子の目がキラキラ。覚えたてのつかまり立ちでテーブルのふちに手をかけてキーボードをバンバンたたいていた。にしても朝・夕方の時間に大人が2人いるととても楽だ。

私は体調を若干崩している。朝から体がピリピリ痛いなと思ったら、案の定微熱が出た。あと何か食べるたびにおなかを壊している。息子が生まれる前は、体調が悪ければ薬を飲んですぐ休む、ができたけど今は自分にカツをいれながらがんばるしかないのだ。

なんとか息子を寝かしつけて、夫が買ってきてくれたお菓子を食べながら少しおしゃべりをして21時前に就寝した。悪化しませんように。

 

 

6/9

私の体調が悪い時に限って、息子は元気いっぱいなのである。今日も深夜2時に起きて寝室を徘徊、寝ている私の体によじ登ってみたり、髪の毛を引っ張ってみたり、耳からピアスを引きちぎろうとしてくる。最初は寝たふりをしていたけれど、根負けしてかまってあげたら大喜びでおしゃべりをはじめた。しきりに手を振る動きをしていたので、バイバイだね~って言ったら、ばっばい、って返してくれた。動きの模倣はだんだんとできるようになっていたけど、言葉が出たのは初めてでかわいすぎてびっくりしてしまった。

微熱も継続していて、頭も重かったのでキッチンに鎮痛剤を飲みに行ったら、一人にされたのが悲しかったのか泣いてしまい、大急ぎで寝室に戻ってみたらどうやら眠たくてぐずっているようだった。寝かしつけをして、3時半前にようやく眠れた。朝は昨日の夜ぶん投げた家事が溜まっていて、げんなりした。自分が元気じゃないと日常がうまく回らないことを痛感した。健康第一で今日もがんばっていこう。好きなパン屋さんでベーグルを3個買って、コーヒーと一緒に頂いた。頑張れるぞ。

 

6/10

昨日は息子が発熱して早退した。帰宅してからは熱は上がらず、元気もあるようだったけど夜に1回軟便がでて、朝一で母乳を嘔吐したので小児科へ。胃腸炎でしょうとお薬が出た。本人はいたって元気そうだったので、お散歩がてら地下鉄に乗って街中に出た。ゴンチャの新作の抹茶と小豆のやつを飲んだ。甘さ控えめでおいしかった。

 

6/11

夫は午後から仕事だったので、家にアルバイト時代の友人を呼んでお茶をした。10代のころからアルバイトしていた飲食店はコロナの影響を受けてあっけなく閉店してしまったのだけど、当時の従業員同士まだ仲良く定期的に遊んでいる。社会人になってからはなかなか友達ができないので、ゆるくでもこうしてあってくれる人達がいるのはうれしい。

毎日のこと(5月最終週)

思い立ったときに記録していた毎日のこと

 

5月25日(水)

復職して初めてのお給料日だった。時短勤務になって手取りががくっと減ってしまった。そこから保育料を差し引いたら学生のアルバイト代の方がもっともらえてるんじゃないかなと思う金額で、かわいい盛りの子を預けてまで働く意味とは…、となっている(n巡目)

かと言ってフルタイムで働けるかと言われたらとてもじゃないけど無理だよなぁ。

夜、子は19時ころにスヤスヤと就寝。洗濯・皿洗い・明日の準備など溜まった家事を片付ける。やることがたくさんあってパンクしそうになっていたところに、夫が、いいよ、洗い物は俺がやるよ、と声をかけてきたのだけど、そもそも夜の洗い物は夫の仕事と割り振ったのだから私が手を付ける前にやれよと思ってイライラしてしまった。夫は今できる家事を翌日の朝にやろうとするのだけど、アカチャンとの生活の中でまとまった時間が取れるとは限らないのだから(特に朝の時間は)、やれるときにやれることをガーッとやってしまわないといけないということをいまだにわかっていないようなのだ。でもそれを指摘するとまたムッとされて、私の思った通りに動かないことに対して苛立ったり、不機嫌になったりして苛立ちを主張するのはモラハラだと言われるからなにも言えない。なんか、夫にはずっと腹が立ってばっかりだ。

 

5月26日(木)

電話が鳴っている音で目を覚ますAM5:45。うすぼんやりした意識の中で、おや…これは電話の…呼び出し音…?と思った瞬間飛び起きた。息子の手に握りしめられていた私のスマホを奪い取ってみると知らない番号に発信されていたので慌てて通話キャンセルを押す。恐る恐るグーグルで番号を検索してみると、行ったことも聞いたこともない市内のパブの電話番号だった。おそらく営業時間外だったであろうから事なきを得たけど、これがもし一般家庭の番号にかかっていたと思うとぞっとする。しかしなぜ、スマホはロックがかかっていたし、100歩譲って着信履歴とか、連絡先に記録されている番号にかけてしまったならわかるけど全く馴染みのないパブ…真相は謎のまま…

スマホ、もう絶対に息子の手の届かない場所で管理しなくては。スマホに限らずだけど、家の中の安全対策も見直す必要があるな。この間までごろごろねんねしていたのに、あっという間になんでもできるようになってるなとしみじみ思った。

 

5月27日(金)

保育園でコロナの陽性者が出てしまい、息子が濃厚接触者になってしまった。5月いっぱい自宅で過ごさなくてはいけなくなった。実は先々週も同じ状況になり、会社を4日連続で休んでしまっているので5月はほとんど働いていないのである。申し訳ない気持ちもありつつ、最近目まぐるしく成長している息子のそばにいられるのが正直うれしい。

会社の人が出張のついでに帯広の某ジンギスカン屋さんのお肉を買ってきてくれたので、息子が寝てから夫とキッチンで焼いて食べた。おいしかった。

 

5月28日(土)

あまりにも太ってきてしまったので、買ってからちょこっとやって放置していたリングフィットアドベンチャーをやってみた。結構がんばったつもりが活動時間が15分足らずでびっくりしてしまった。たいした運動にはなってなさそうだけど、なんにもやらないよりはマシでしょうと思うので可能な限り続けていこうと思う。

 

5月29日(日)

梅雨入りしたのかなと思うほど天気がぱっとしない。

朝イチで離乳食の仕込みをしたあとは特に予定もなかったので近所の本屋でゴールデンカムイを22巻から29巻まで買ってきて読んだ。アニメ2期を見終わったタイミングで21巻まで買っていてそのまま積読の状態だったのだけど、最終話まで全話無料のタイミングで全部読み直したら最熱してしまった。第七師団のことを考えれば考えるほど思考が沼のだった。

 

5月30日(月)

週末とはうってかわってカラッと晴れたいいお天気だった。先日ジンギスカンを届けてくれた会社の人が、下味がついた鶏肉も一緒にくれたのでそれに衣をつけて揚げた。おいしかった。揚げ油を用意したついでに、冷凍庫に眠っていた春巻きと、離乳食用に買ってあましてしまった生ほっけも唐揚げにした。平日に揚げ物なんて普段はできないからちょっと気分がよかった。

 

5月31日(火)

またパッとしない天気に戻ってしまった。あまりにも肌寒くて先週末にしまい込んだストーブを納戸から引っ張り出してきた。息子と一緒に10時から正午近くまでお昼寝をした。少し前はこれが日常だったけど、復職してからはできなかったからなんだかとても幸せな気持ちになった。アカチャン、あったかくてやわらかくてきもちいな。夜はまたリングフィットアドベンチャーをした。プランクがかなりキいてる。