ひとりよがり

「まあいいか」と「じゃあいいや」を繰り返す日々のキロク

ハイブラはいらない、プチプラは選ばない

表題、30年近く生きてきてようやく定まってきた服飾品を買うときのモットーです

 

・ハイブラはいらない

何かの記念(例えば目前に控えたミソジの記念とか)に、ハイブラのバッグや財布でも買おうかしら、と思い立つのだけど、せっかく高いお金を出して買うのだから、と入念に検討しすぎて買えなくなってしまう。デザインや使い勝手はもちろん調べるのだけど、このブランドのものを持つことはどのようなアイデンティティになり得るのか、ということまで考えだして、ブランドのコンセプトだったり、どのような層に好まれているのか、とか、そんなことを調べていくうちに、徐々にわくわくした気持ちが薄れて、面倒くさくなって結局買わないまま終えるのだ。今回もミニ財布が欲しいな、と思っていろいろ調べてみたけど結局ピンと来なくて、ああ、きっと私には必要がないんだろうな、という結論に至ったのだった。たぶん、買ったら買ったで一生大事にするわ、という気持ちで使えるんだけど、わたしにとって一生大事にしたいもの=ハイブランドではないということだなと思う。ていうか、こんなごちゃごちゃ色々頭で考えなきゃ手が出ないものなんて、単純に身の丈に合っていないんだろう。

実は30歳になったら記念に一生もののバッグを買おうと思っていて、25歳の時から月5000円、30歳になるころに30万貯まるように貯金していたのだけど、ハイブランドじゃなくたっていいからわくわくしながらお気に入りの1点を見つけられたらなと思う。

 

・プチプラは選ばない

流行のSHEINで買い物をすることにはまった時期(今年の春夏服)があったのだけど、普段だったら買うのを躊躇しそうなデザインの服や、SNSで骨スト大優勝!と書かれたどこの誰かもわからない人の言葉を鵜呑みにしてよく考えもせずカートにぽいぽいして、買えば買うだけ安くなるクーポンの魔力に取り付かれて、いったい何をどれくらい買ったかわからなくなるほど購入していた。買い物している最中から届くまでは本当に楽しみで、暇さえあれば配達状況を確認してわくわくしていたのだけど、いざ届いてみると、これを私はいつ着るつもりなんだろう・・・というような若いデザイン(4枚中3枚が腹が出る丈のトップス)だったり、生地がペランペランだったり、単純に似合わなかったりして、ごめんなさいと思いながらほとんど処分してしまった。アクセサリーや帽子などの小物はなかなか素敵なものが届いたのだけど、そもそも何個もいらないよな、などど冷静になってから思う。別にミニマリストというわけではないのだけど、過不足なく生きていくことをモットーにしてい身としては、このような買い物の仕方は反省するべきだなと思った。買って自分の家に迎え入れたものは大切にしたいし、大切にできると思えるものを迎えたい。もちろんSHEINで買ったもののなかにヘビロテして着ている服だってあるのだけど、なんなら今日着ているカーディガンもSHEINで買ったものだけど、そういうものは値段を見る前にこれかわいいなと思ってカートに入れたものだったりする。なんならプチプラにしては高くないかとちょっと迷ったくらいだ。安いということはとても魅力的なのだけど、それを差し引きしても魅力を感じるものかどうか見極めたいなと思う。